プロジェクト七堂伽藍
山内案内所

 このページは本プロジェクトの経緯を記載した作者の個人的メモです。主として備忘録的な内容ですから他の方にはあまり約立たないものが多いと思いますが、一部の方には参考になることもあるかも知れませんのでここに公開致します。

 現在の構成になるまでに幾度かの変遷がありました。現在出来つつある物は最初の構想とはかなりかけ離れた物になっています。

伽藍案内

南大門

寺院の建物は通常、南を正面にして建てられます。南大門は寺の敷地の一番南の中央にある正門です。七堂伽藍の「南大門」はサイトの正面玄関で、各サイトへのご案内などがあります。現在に至るプロジェクトの変遷や山内のご案内など雑多な情報も併せてこちらに記載しております。当初freett.comで作成していたものです。

金堂

金堂はご本尊を安置する建物です。古代の寺院では僧侶も普段金堂の中に立ち入ることはできず、金堂の前に置かれた拝石とよばれる石の上で経をあげたそうです。いわばお堂自体が巨大な仏壇と言う感じでしょうか。
楽天(infoseek isweb)に作っていた「WEBMASTERS’ TIPS」というWEB作者のための情報、ネットワーク上でのルール、マナーなどを集めたサイトを割り当てました。まだ内容の大部分が構想段階で、有意義な情報はあまりありません。寺の堂宇の役割とは余り関係なく金堂の名を使用しました。

講堂

講堂は僧侶が教学と呼ばれる仏教の教えを学んだり、信徒を集めて講話を行ったりする場所です。飛鳥資料館の「ディレクトリーサービス」を利用して「Nara Noia」という奈良関係の話題を集中して掲載するサイトを作成しました。イメージ的として「講堂」にはこのサイトが一番相応しいかと思い割り当てました。
古代史をテーマにした総合サイトを目指して開設したのですが、自分の力不足もあって、作り始めてかなりの期間が経ってもあちこち工事中でお見苦しい状態になっています。現在は旅行記と古代史関係エッセイなどのコンテンツを作って公開しています。未完成ですが現在のところ一番優先して更新しているサイトですので時々ご覧に来て頂ければ有り難く思います。

西塔

塔はお釈迦様の骨である「舎利」を納める場所です。物見やぐらではありませんので、普通は中に人が登ることはありません。大きな寺院では金堂の前に東西2つの塔が作られます。
あまり本来の意味とは関係ないのですが、当サイトでは西の塔として、作者の主要な趣味の1つである旅行のサイトを割り当てました。Skipupネットワークの提供しているtravelup.jpドメインの無料サイトを利用していましたが、新規会員の募集を停止して随分経ち将来が不透明なため移転しました。「Natter's Travel Information」と言うタイトルで、ちょっとマニアックな内容もありますが、よろしかったらご笑覧ください。

東塔

もう一つの塔には七堂伽藍の初期にGeoitiesで運営していた、読書とエッセイをテーマにしたサイトを割り当てました。「にゃん太の本棚」というタイトルでエッセイと書評などの読み物関係を置いています。昔の日記、コラム、読書メモなどがきわめて混沌とした状態でおかれており、少しずつ整理しています。

経蔵

経蔵は寺院にとって大切な宝である経文を収納する倉庫です。k-serverでやっていました。
七堂伽藍の経蔵は経文というより寺宝の収蔵庫という感じでしょうか。未整理の画像などの展示場所にもなります。また時期遅れとなった情報でも資料として価値があるものを保存・公開します。そのほか期間限定の展示などを行うことがあります。現実は散らかったがらくた置き場になっています。

食堂(じきどう)

僧侶の生活は一日の全てが修業です。したがって食事も重要なおつとめであり、僧が食事をする建物を「食堂(じきどう)」とよびます。
当サイトでは本来の堂の意味とはあまり関係なく、「GoroGoro にゃんた」という趣味関係などの個人的な話題をテーマにしたサイトに割り当てています。このサイトは元々xreaの無料サービスで作成していました。

七堂伽藍プロジェクトの変遷

第1期 Geocities Japanで総合サイト構築を目指す

2001年当時、Geocitiesはテーマごとに別れたコミュニティ制で、同一人でも異なるメールアドレスがあれば、各コミュニティにアカウントを取得できる事になっていました。そのため、旅行関係(SilkRoad)、読み物系(Bookend)、自己紹介系(HeartLand)などと分散してサイトを作り始めました。各サイトともそれ程大きくはならず、当時Geocitiesも段階的に容量が拡大されたため、容量確保の点では分散することの意味は薄らいできました。しかし作っているうちに、テーマ別にサイトを分けるというアイディア自体は悪くない物であるように思われてきましたので、しばらくその様な状態でサイト作りをしてきました。

第2期 無料サイト使い分け

インターネット利用者の裾野が広がるにつれて広告挿入による無料でWEBサイトを提供するサービスに各社が参入するようになってきました。無料WEB乱立期に入り選択肢が増えてくると、それぞれのメリット、デメリットを比較してみようと言う気になってきました。思いつくだけでも、goo,tripod,hoops,gala,infoseekなどを使いました。またcoolやgaiax系などのHTMLを書かずに使えるいわゆる簡易サイトも試してみました。

第3期 飛鳥サイト開設

たまたま飛鳥・藤原京に関する企画展示を見たり飛鳥方面を旅行したりして、奈良に対する興味が高まっている時に、飛鳥資料館の公式サイトが先着順人数限定でWEBスペースの貸し出しを行っている事を知りました。さっそくアカウントを申請し奈良マニアのサイト「NaraNoia」を開設しました。このサイトをキーに個人的な雑記帳サイトや写真展示場などを周囲に配置したサイト群を作成することを思いつき「七堂伽藍プロジェクト」と名付けました。

第4期 七堂伽藍安定期

やがて「楽天」による大規模買収がはじまり、多くの無料サービスが楽天傘下となってしまいました。また、いくつかのマイナーサイト(自宅サーバによる物も含みます)も試してみましたが、それらの中にはサービスを中止するものや有料化するものも出て来て、継続して使用できなくなる物もありました。継続して使用できている物でも新規の募集を中止しているところもあります。プロジェクト開始当時は「常時募集している無料サイトだけで運営主体の異なるもの7つ」というこだわりもありましたが、現実に難しくなってきました。そのため現在は新規募集していないサイトも含めて7サイトでの運営となっています。

第5期 独自ドメインによる集約運用

無料サイトについてネット上で多くの情報が得られるようになり、無料サイトの使い勝手を比較するということの意義は薄らいできました。そのため7サイトを全て1つの有料レンタルサーバ(coreserver)上で運用する体制に移行しました。その際各サイト毎に独自ドメインを取得して、あたかもそれぞれ独立のサーバ上で運用しているかのように見える運用を行っています。

第5.1期 集約と冗長

1サーバでの運用は障害発生時に全サイトが閲覧不能となることから、冗長化を試みました。各サイトの独自ドメインの「ドメイン名単独」(例:http://shichido.net)は全て共通の有料サーバーに割当て、www付の物(例:http://www.shichido.net)を各ドメイン毎に異なる無料サーバに割当てています。そのためwww付でアクセスすると各ページのTopに広告が表示されます。両者の同期は手動で行っているため、時として表示される内容が異なっている場合があります。(笑)

無料サイトについては、サービスの継続性が保証されないことや、運用が不安定なところが有ることから、順次利用を中止する方針とします。一部にコンテンツが残存していたり、リンクが記載されている場合が有りますが、サポート終了としております。

第6期 サーバー移転

運用上の都合で有料サーバーをLolipopに変更しました。また、無料サーバーでのサイト更新はメリットが少ないことからとりやめました。www有り、無しともに同じ実体にアクセスする設定に変更しました。(2020.9~)

第6.1期 ドメイン集約、サブドメインでの運用に変更

テーマごとに異なる独自ドメインを設定するという「こだわり」にあまり意義を感じなくなったのと、円安などの影響でドメイン価格の高騰が続くことからいくつかのドメインを放棄することにしました。それにともない、七堂伽藍関連サイトは全てshichido.netのサブドメインとして運用する形態に移行しました。2023年末頃より少しずつですが各サイトの改修やコンテンツの追加を始めました。(2024.1~)

旧サーバ情報

Update: 2024-04-07 U/H5

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